迷子警報。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

PageTop

fantasic carnival

prologue




そこは瀟洒な大通り。

霧の中蠢く無数の影。

それらは全て着ぐるみだった。

耳があるべき場所から綿が飛び出たくま。
目の代わりのボタンが取れかけたライオン。
右腕がないうさぎ。


どれもこれも壊れたぬいぐるみのようなのばかり。

そんな壊れたぬいぐるみ達が躍りながら行進している。
まるでカーニバルみたいな光景。

それに圧倒されて立ち竦む幼いあたしの前で、
継ぎ接ぎだらけのネコが立ち止まり、手を差し出して言う。





「ようこそ、楽しいカーニバルへ」





ねぇ、杳。助けてよ。
あたしの頭は相当イカレちゃったみたい。


こんな


悪夢みたいな現実に見覚えがあるなんて。

















追記よりあとがき


続きを読む

スポンサーサイト

PageTop
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。